独VW、アウディやポルシェ販売が絶好調 第1四半期は22%の営業増益に
[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)
基礎利益は29億ユーロ(40億ドル)と、前年同期の23億ユーロから増加し、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の27億4000万ユーロを上回った。ただ、予想レンジの上限だった30億5000万ユーロには届かなかった。
欧州での需要回復が支援し、第1・四半期のアウディの販売(出荷)台数は11.7%増の41万3000台、ポルシェの販売台数は4.5%増の3万8700台となった。
2014年通年の営業利益率は5.5─6.5%と、前年の5.9%から概ね横ばいの伸びにとどまるとし、2月に示した慎重な見通しを維持した。
トヨタ自動車<7203.T>の前年の営業利益率は8.8%、韓国現代自動車<005380.KS>が9%の伸びとなっている。
通年のグループ全体の販売台数については、過去最高となった前年の970万台から小幅増加を見込む。
また通年売上高が前年から最大3%増加するとの見通しを示した。
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