職場で「スマホ充電」企業で判断が異なる背景 会社が許可しない場合、充電は罪にあたるか
「会社でスマホの充電はあり? なし?」。ネット掲示板「ガールズちゃんねる」に、そんなスレッドが立っています。
前の職場で誰もしなかったのに、転職先では当然のようにしているので「驚きました」と投稿主。
「職場のスマホ充電ルール」は独特です。「あり」「なし」それぞれの意見が寄せられています。
充電以前に、持ち込み禁止「情報漏洩リスク対策」
情報を扱うセキュリティー意識の高い業種では、充電はおろか、職場への持ち込みも禁止されています。
「セキュリティ厳しいから無理です。見つかったらインシデント扱いで、全国の拠点に報告があがります。もちろん部課長には怒られるなんてもんじゃないし、なぜなぜ分析&始末書&一ヶ月後に経過報告、人事とは数回の面談が待っています」
「前の会社で充電は絶対禁止でした。電気代ではなく個人情報保護の関連で。事務所内にはもちろん携帯持ち込み禁止。充電したら本部報告、顛末書で重要コンプライアンス違反で全支店に通達」
条件付きで「充電あり」
このように「充電は絶対ダメ」という例もあれば、条件付きで充電OKという職場があります。その条件は千差万別です。
「バカッターのせいで禁止になった」と嘆く人の職場では、従業員が書類や仕事現場を撮影し、SNSに投稿したことが問題となって、スマホの持ち込み・充電禁止に。それ以降、撮影機能のないキッズ携帯やPHSの使用・充電に切り替わったそうです。
デスクや事務所などでの充電や使用・持ち込みが禁止の一方、「食堂やロッカーで昼休みや仕事以外の時間なら可」としたり、充電器ボックスなど「専用ブース」が設けたりする場合もあります。
興味深いのは、コンセントからの充電と、PCからの充電について、意見が割れていた点です。