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男性が管理職になったときに必ずぶち当たる壁 「部下の気持ちなんて、わかりたくもない」

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「心」に関心のない男性たち

人に興味がない。人の感情の移り変わり、ちょっとした心映えや、ささやかな人間模様・ドラマに、関心がない。

その代わり、目に見える数字は大好きで、成果を上げるためなら無理をしてでも頑張れる。その際、心のセンサーは鈍感にしておかざるをえない(でないと、パフォーマンスが落ちる)。

……これは理系のみならず、多くの男性ビジネスマンに共通する特徴です。

その延長で、彼らは「恋愛」にほとほと関心がありません。「人のピュアな気持ちの結晶であり、目に見えるものは何も残らない、だからこそ美しいフィクション」=「恋愛」は彼らにとって、「ああ、女たちが好きなアレね」ぐらいにしか映っていないのです。

実際、この連載も「職場の心理学」というタイトルがついている時点で、多くの男性は興味がないのでは? 読んでくださっているのは女性だけなのでは? と邪推したくなるほどです。

若手社員の頃は、楽しく数字と成果だけを追っていればよかった男性たちも、管理職になると「部下の心をつかむ」という新たなミッションを課されます(時には女性の部下の心を)。「人の気持ちなんてどうでもいい」では済まなくなった彼らの多くは、その複雑さを前に呆然と立ちつくすしかありません。

もちろん、中には「一生現場」「生涯マイペース」を貫ける人もいるでしょう。ですが、多くのビジネスマンは年次を重ねるうちに多かれ少なかれ「芸風」を変える必要が出てきます。「目に見えるもの」だけでなく、「目に見えないもの」にも関心を持つ。その切り替えが、中堅男性社員たちにとって大きな課題となっています。

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