名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 河本敏浩著

名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 河本敏浩著

中学レベルの英語や数学がわからなくとも今の日本では大学生になることができる。もちろん勉強をしない高校生は世界中にいるし、勉強せずに大学に入れる国も多いが、大学に入ってからも勉強せずに基礎学力すら欠いたままで卒業できるのは日本ぐらい。

なぜこうした「名ばかり大学生」が増加したのか。

それは勉強を進路選択から切り離し、単に受験の成果のみに結びつけてしまった日本型教育制度に原因があると、予備校講師の傍ら教育コンサルタントとして、高校生の学力低下問題に取り組む著者はいう。

小手先の小・中・高校改革に警鐘を鳴らし、問題は学力論ではなく大学論にあり、そのシステムや選抜試験のあり方こそ見直すべきと提言する。

光文社新書 777円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 北朝鮮ニュース
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 離婚のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
背水のフジテレビ<br>500日の苦闘

日枝会長が退き宮内新体制が発足してから1年半。増益に転じたが視聴率は低迷を続ける。長寿番組の打ち切りが象徴する大胆な編成改革に加え、組織もコストも抜本的に見直した。背水の陣を敷く同社の人間ドラマを追う。