交際8年で結婚未定「年収3500万男性」のホンネ

別れを拒否する彼女に押し切られて数年

結婚を前提に付き合いだした2人。8年間ほとんど喧嘩もなく穏やかに過ごしてきたというが、先に進めない理由があるようだ。

「付き合って1年を過ぎたあたりからセックスレスになったんです。彼女がそういったことに淡白で、体の関係はなくてもいいというタイプ。拒否はないけど興味がないのが伝わってきて、段々僕もつまらなくなっちゃって。始めは、1週間ないなぁと思っていたらそのままレスになりましたね」

セックスレスは悩ましいテーマである。牧野さんは、何度か別れるべきかと相談を持ち掛けるも、その都度亜美さんの答えはノーだった。そのままズルズルと同棲は続き、再度思い切って話をしたのはレスから4年後のグアム旅行中。

陽気なバカンスを楽しむはずだったのにどうしてここで?

「このタイミングで話そうと思っていたわけではなく、なぜかフッと言葉がでてきちゃって。長い間レスだし、お互いのことを考えたら別れてもいいのでは、と改めてハッキリ提案したんです。それでも、やっぱり彼女から“別れるとかないからね”とサラッと言われて。こういう話をするのってかなり勇気がいるしパワーも使うじゃないですか。結構頑張って話をしたのに、軽く流されてしまって辛くなってしまいました」

結局そのまま今も付き合いは続いている。

2人がそれでも別れない理由

そもそもなぜ、亜美さんは牧野さんと別れることをそこまで拒むのだろう。「彼女のゴールは結婚して子どもを生むことなんです。とは言えレスなので、体外受精でもいいと言っています。年齢的に出産のリミットも気にしているし、これから新たに相手を探すのは大変なんだと思う。それに、今の恵まれた生活を手放すのが嫌なんじゃないかな」

雑貨店勤務の亜美さんは年収が300万ちょっと。一方牧野さんは年収3500万と2人の間に明らかな収入格差がある。同棲しているマンションの家賃20万をはじめ、亜美さんのネイルサロンや洋服代、グアムなどの旅行代もすべて牧野さんが負担。さらに食事の準備もすべて牧野さんが行っており、もし別れることになったら今の優雅な生活を捨てて、生活がガラッと変わることは容易にイメージできる。そして、そんな彼女を牧野さんは“かわいそう”と思ってしまうそうだ。

“かわいそう”なら、亜美さんが頑張って自立する方法はないのだろうか。亜美さんは正社員で働いておりまだ若い。亜美さんにあったライフスタイルに戻す選択はないのだろうか……。

「この話をすると、大抵の女性は“自立しろ”って言うんだけど、男性からは“かわいそう”と言われますね。それに、レス以外の面では一緒にいて楽なんですよ。話も合うし趣味も合う。なんだかんだと8年間一緒にいていろいろな事を乗り越えてきた安心感もあるのかな。

それに、レスのまま付き合いが続くなら、僕は他で体の関係を持つけどいいの?と聞いても、バレないようにしてくれればいいと言われ、彼女がいても自由っちゃ自由だし、その間にあわよくばほかに好きな人ができたらいいなとも思ったりして……」

実際亜美さんと付き合っている8年間で、浮気相手は3人ほどいたという。しかも浮気相手とも1人の人と2年くらい付き合っていたので、誰かしら亜美さんと同時進行している相手がいるそうだ。

浮気相手と旅行もするし、何度かそれもバレている。その都度、亜美さんが不機嫌になるものの、3日後には「ブランド品のバックが欲しい」とリクエストされることで解決してきた。浮気の代償で買ってもらったバックを使う気持ちってどんなだろう……。

次ページ恋愛感情はゼロ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • コロナ後を生き抜く
  • コロナショック、企業の針路
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
香港問題めぐり米中激突<br>加速するデカップリング

6月30日、「香港国家安全法」が施行されました。「一国二制度」の下での高度な自治が失われたとして、西側世界と中国の対立は一気に深まっています。米中経済の分離は、サプライチェーンの見直しなど、グローバル企業にも大きな変化を迫りそうです。