交際8年で結婚未定「年収3500万男性」のホンネ

別れを拒否する彼女に押し切られて数年

付き合って8年になる彼女と同棲中の牧野さん。彼が考える今後とは?(写真:筆者撮影)
もはやルーティンのように、延々続く婚活生活。結婚したい男女は山ほどいるのに、どうしてこんなにもパズルが合わない? 独り身は自由きままだけれど、それでも既婚者バッジをつけたい。そんな決意を胸に、婚活アプリを開いては“イイね”ボタンを押す通勤電車。
そんな、独身者たちにお話を聞くシリーズ「僕/私たちの婚活は今日も終わらない」。婚活中のライターが、取材先との対話を通して、婚活の実情を伝えていきます。

 

そよ風のように爽やかな笑顔で待ち合わせ場所に現れたのは、ある分野の専門職として働く牧野さん(仮名、40歳)。身長170cmの中肉中背、薄い紺色のチェック柄のシャツにサラリと清潔感のあるスーツを着こなす。

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牧野さんと会ったのは、コロナ問題が本格化する前。取材場所のカフェを探す際、牧野さん自らお薦めの店を紹介してくれるなど、サービス精神も旺盛だ。落ち着いたトーンながら時折クスッと笑えるようなことも話し、多分モテるんだろうな……と感じさせるオーラがあった。

牧野さんの趣味は草野球やカメラ、異業種での食事会を企画するなどアクティブだ。1人暮らしが長かったこともあり料理の腕前もお手の物、年収は3500万と高収入だ。本人がその気になれば明日にでも結婚していそうだが……。

付き合って8年になる彼女との「生活」は…

牧野さんには付き合って8年になる雑貨店勤務の彼女・亜美さん(仮名、33歳)がいる。彼女との出会いは行きつけの小さな居酒屋だった。クリスマスパーティーのイベントを企画していた牧野さんが、たまたま近くに居合わせた女性グループにも声を掛けたのが始まりで、みんなで連絡を取り合ううちに交際に発展したという。

亜美さんの性格を聞くと「能動的な僕とは正反対でつねに受動的。真面目で大人しいですね。外に出て積極的に誰かと交流をとるタイプではなく、仕事が終わればまっすぐ帰宅。テレビを見たり、寝るのが好きで僕より早く寝て、僕より遅く起きていますね」

2人は付き合って2年目から同棲している。料理は食材の買い出しから調理まで牧野さんが担当。雑貨店の仕事で帰宅が22時を過ぎる亜美さんのために、週に1、2回作り置きをして冷凍保存し、亜美さんが帰宅したらレンジで解凍して食べているそうだ。元々料理が苦手だった亜美さんの担当は掃除とのこと。

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