ロールス・ロイスが9000人削減の大リストラへ

航空機エンジンの需要が急幅、工場閉鎖も視野

英航空機エンジンメーカーのロールス・ロイスは20日、全世界の従業員5万2000人のうち少なくとも9000人を削減する方針を明らかにした。写真は2月11日、シンガポールエアショーで撮影(2020年 ロイター/Edgar Su)

[ロンドン 20日 ロイター] - 英航空機エンジンメーカーのロールス・ロイス<RR.L>は20日、全世界の従業員5万2000人のうち少なくとも9000人を削減する方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた航空業界の大幅な市場縮小に対応するためで、工場の閉鎖も検討している。

ロールス・ロイスは、航空宇宙分野で年間売上高の半分強を稼いでいる。人員削減の規模は全従業員の17%相当で、主に民間航空部門が対象。年間で13億ポンド(15億9000万ドル)の経費削減になるとしている。工場や不動産、資本分野でもコスト削減を図る方針。

ウォーレン・イースト最高経営責任者(CEO)はBBCラジオに対し、将来の需要に見合った体制にすると述べた。

声明によると、同社は組合と協議に入る。サポート部門も削減の対象になるが、防衛部門の人員は削減しない方針。

13億ポンドの経費削減のうち、人員削減が7億ポンド程度を占める。人員削減に伴うリストラ費用は約8億ポンドと見積もっている。

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