豪航空会社2位のヴァージンが破産手続きへ 経営難に新型コロナ危機がさらなる追い打ち

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オーストラリア第2位の航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは21日、自社の資本構成を変更し、より強固な財務基盤を得るため、任意管理に入ると発表した。シドニーで3月撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 20日 ロイター] - オーストラリア第2位の航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス<VAH.AX>が破産手続きに当たる任意管理手続きに入る方針を固めた。事情に詳しい関係筋2人が20日明らかにした。

50億豪ドル(32億米ドル)の負債を抱える同社は、新型コロナウイルス危機の影響で資金繰りがさらに悪化していた。

同社は新型コロナ危機以前に7期連続で赤字を計上。金融支援と再編について協議を進める中、同社株は14日に売買停止になった。豪政府に14億豪ドルの融資を要請していた。

21日にも正式発表を行うという。

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