《ディズニーの正体》オリエンタルランド独り勝ちゆえの悩み、描ききれない次の成長戦略

《ディズニーの正体》オリエンタルランド独り勝ちゆえの悩み、描ききれない次の成長戦略

「投資対象としてまったく魅力がない」。オリエンタルランド(OLC)は、海外投資家から時としてそう見られる。

テーマパークで独り勝ちを続ける東京ディズニーリゾートだが、OLCという企業としてみると、また違った側面が浮かび上がる。OLCの自己資本当期利益率(ROE)は4・7%(2009年3月期)。世界的にROE10%以上が優良企業といわれる中、OLCのそれは遠く及ばない。つまりOLCは、投資家から集めたおカネを十分に活用し切れていないことになる。


OLCの課題ははっきりしている。それは次の成長戦略をどう描くかということだ。

OLCグループの経営資源は舞浜に集中する。東京ディズニーランド・ディズニーシーという二つのテーマパークと、三つの直営ホテル。08年10月にはカナダのサーカス団体「シルク・ドゥ・ソレイユ」専用劇場も開業した。モノレール「舞浜リゾートライン」の運営も手掛ける。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 本当に強い大学
  • コロナショックの大波紋
  • 地方創生のリアル
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「賃料補助」は焼け石に水<br>飲食店を追い込む“遅い政治”

多くの飲食店経営者が自粛要請に応じています。政治に求められるのは救済プランの素早い策定ですが、与野党案が固まったのは5月8日。せめて第1次補正予算に盛り込まれていれば――。永田町の主導権争いが、立場の弱い人たちを苦しめています。