「コロナ離婚」を招かないために夫婦がすべき事 飲食店を営む夫の精神状態が不安定になった

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それから、人ごみを避ける、定期的な部屋の消毒清掃、換気、手洗いうがい、対面での会話からビデオ通話などに切り替えるなどのしっかりとした予防対策をすれば、「これをしているから大丈夫」と、心を落ち着かせることができます。

コロナ感染への不安に加え、さらに経済ショックも大きな懸念となっている今、茜さんのお宅のように生活にかかるお金が回らなくなってしまうという不安のある方も多いと思います。

筆者自身就職氷河期世代であり、これまで17年間の経営者人生の中で、リーマンショック、3.11に続き、今回3度目の経済ショックとなっており、トータルで3000万円くらいは損失を出してきたと思いますし、今回の件でも想定損害額はかなりのものになりそうです。

現在国から確定申告ならびに納税の延期措置が決定しています。まずは随時国から発信される救済措置の情報をチェックしてうまく活用してください。

「自殺」は解決にはならない

茜さんのご主人のように、銀行からの融資返済で首が回らなくなったという方、親族や知人に借金をしている方、返済しなければいけないのにお金がない、税金も払えず差し押さえ通知が来たという方、気を病む方も多く見てきました。

もちろん返さなければいけないお金ですが、時に不可抗力でどうにもならないことは多々起きてきます。その場合、「もうどうしよもない。死ぬしかない」と選択するのではなく、相手もまた同じ人だということを思い出してください。

「今は予定金額の返済が難しいが、少しずつでも返済していく」という誠意をもっての話し合いを繰り返していくことがベストです。筆者の友人が過去に80億円もの負債を抱えた際には、全財産はたいても当然返せる金額ではなく、何度か11階の自宅マンションのベランダから下をのぞいては思いとどまる、を繰り返しつつも、何度も何度も銀行へ足を運んで話し合いを重ね、解決へ向かいました。

自殺は解決にはなりませんし、残された家族は一生その傷を背負っていくことになります。どうか根気よく何度も相談を重ね、誠意を伝えて具体的な計画を再度見直していってください。状況に合わせて経営の見直しや資金繰り計画の見直しは、日常的にも絶対に必要なことです。必ず収束するときは来ます。

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