日経平均724円高の急反発、当面のポイントは?

配当権利取りなど支えに終値高い「高値引け」

 3月27日、東京株式市場で、日経平均は急反発した。写真は2018年10月、東京証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は急反発した。新型コロナウイルスに対する警戒感は依然として強いものの、前日の米国株式市場が大幅上昇となったことや、3月期企業の権利付き最終売買日となり、配当や株主優待を狙った買いが下支えし、堅調な動きに終始。日経平均は1万9000円を回復するとともに高値引けとなった。

26日の米国株市場でダウは6.38%高、ナスダック総合は5.60%高、S&P総合は6.24%高と大幅に上昇して取引を終えた。週間の新規失業保険申請件数は過去最多となったものの、新型コロナ対策法案への期待が相場の支援材料となった。

これを受けて、朝方から買い優勢で始まり、日経平均は一時700円を超える上昇となったが、新型コロナウイルス感染者数急増に伴う首都圏の外出自粛要請で先行きの経済活動の停滞が警戒され伸び悩む場面もあった。前場が高いと日銀のETF買いが入らないとの思惑も伸び悩みの要因になったという。

後場中盤からは、週末とあって模様眺めの展開。しかし、配当権利を狙った買いが下支えとなり、堅調な地合いを維持した。市場では「週末で手掛けにくさが強調され、徐々に見送りムードが出ている。配当落ち後にどう動くかが当面のポイントになりそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれる。

TOPIXも反発。東証33業種では、電気・ガス業や精密機械、建設業など29業種が値上がりした。東証1部の売買代金は、3兆9093億7000万円。個別では、トヨタ自動車<7203.T>、ソニー<6758.T>など主力の輸出関連株が総じて高い。半面、買収防衛策を決めた東芝機械<6104.T>が大幅安となった。

東証1部の騰落数は、値上がり1995銘柄に対し、値下がりが148銘柄、変わらずが25銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19389.43 +724.83

寄り付き    19021.97

安値/高値   18832.21─19389.43

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1459.49 +60.17

寄り付き     1424.92

安値/高値    1417.45─1459.49

 

東証出来高(万株)236833

東証売買代金(億円) 39093.70

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