「完成度8割」、新型リニア車両「残る2割」は何か 既存車をブラッシュアップ、5月走行試験開始
L0系についてはこれまで、報道陣向けの試乗会がしばしば実施されている。その乗り心地については以下のように報じられている。(いずれも原文ママ)
【2014年9月23日・朝日新聞】
【2014年9月23日・産経新聞】
【2014年9月26日・読売新聞(東京)】
【2014年9月29日・日経MJ(日経流通新聞)】
細かいチューニングの積み重ね
以上はいずれも2014年9月22日に実施された試乗会のもようだ。その後も報道陣が乗車する試乗会が何度か行われており、乗り心地に関する記述もある。
【2016年11月16日・読売新聞(東京)】
【2018年10月30日・朝日新聞】
JR東海によれば、L0系の試験運行開始以降、乗り心地の改善に向けて細かなチューニングを重ねているという。そう言われてみると、記事の執筆者は異なるかもしれないが、2014年、2016年、2018年と、乗り心地が少しずつ改善しているようにも見える。その結果の「8~9割」だとすれば、今回の改良試験車が何度も走行して、そのデータを元に100%の完成度に近づけるのだろう。


















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