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「原発の闇」を利用した関西電力首脳の罪と罰 原発コスト専門家が語る「調査報告書」の核心

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──不正の構造をどのように捉えますか。

関電は地元対策と称して、森山氏と親密な工事会社に多額の発注をしている。その原資は電気料金だ。その一部が業者や森山氏を経由して関電の首脳や幹部に還流していた。電気料金からにじみ出た甘い汁を、みなで吸っている構図だ。

関電の社内調査報告書では、過去の原発立地にまつわる「闇の部分」を材料に、関電の幹部らが森山氏の恫喝に苦しめられてきた被害者であるかの書きぶりになっているが、今回の第三者委員会の報告書で共犯関係と記述されていることが注目される。

大島堅一(おおしま けんいち)/1967年生まれ。立命館大教授などを経て、2017年から龍谷大学政策学部教授。専門は環境経済学。著書に『原発のコスト』など(記者撮影)

──こうした癒着の構図は、原子力事業に特有のものだと言えますか。

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