アメリカの砂漠、1970年代に車で横断した記憶

大自然の描く壮大なドラマだったが飽きも

フォード・エコノライン、最大にして最上位のモデルでアメリカ・デザートエリアを巡る旅へ(イラスト:LEON編集部)
国内のみならず海外でもさまざまなルートを走らせてきた筆者。その中でも、思い出深い旅行中に起こったハプニングとは?

1970年代の終わり頃だったと思う。友人ご夫妻とわが家の3人で砂漠を旅した。

友人ご夫妻とは、当時、集英社に勤めていらした原多加志さんご夫妻。週刊プレイボーイでクルマ担当をなさっていた縁で知り合い、今も親しくさせて頂いている。

わが家は、まだ小学生だった息子を含めた3人。総勢5人での旅だった。 

原さんも僕も砂漠が好き……そんなことで、旅は、LAを起点に、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコのデザートエリアを巡るルートにした。

旅の足は、フォード・エコノラインの最大にして最上位のモデル(ベッド付)を選んだが、正解だった。

ほぼ3000kmを6日で走ったが、エコノラインは快適だった。3列目シートを倒すと、大人2人がゆっくり横になれるほどのベッドになるのもありがたかった。

原さんと2人で交互に運転したが、少し疲れたりすると、ベッドで身体を伸ばして横になれるのは気持ちがよかった。

出発直前、トラブル発生!

ここで、話は前に戻るが、出発直前、思いがけないトラブルが起きた。息子が腕を骨折。僕がぎっくり腰をやってしまった。

本記事はLEON.JPの提供記事です

幸い、息子の骨折治療は峠を越えていた。痛みもなく、副え木を付け包帯を巻いてだが、医者から旅の許可は出た。

問題は僕のぎっくり腰。出発の前日か前々日だったと思うが、ギクッと来たときは目の前が真っ暗になった。

すぐ針治療に行き、強固なサポーターを買い、なんとか歩けるようにはなった。でも、重いものは持てない。

となると、トランク運びは原さんにお願いせざるをえない。旅の後半辺りにはほぼ回復したが、重いものを持つのは怖い。結局、旅が終わるまでの「重量物運搬」は全部、原さんに頼ることになってしまった。

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