AI女子駅員が大活躍「高輪ゲートウェイ」の衝撃 駅名表示を明朝体にしたのは「あの人」だった

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順を追って見ていこう。まず、改札口。中央には見慣れない形状の自動改札機が設置されている。

ICカードタッチ部を斜めに配置した自動改札機(撮影:尾形文繁)

これは「タッチしやすい改札機」を目指し、多くの駅で使われているJR東日本メカトロニクス製の自動改札機「EG20」を改良したものだ。車いす利用者や子どもにもタッチしやすいように、ICカードタッチ部とモニター部を斜めに配置した。

傾斜角は約60度で、大人も歩いたまま、より自然な形でタッチできる。期間限定で実証実験を行い、利用者の改札通過への影響を調べる。この自動改札機にはQRコード読み取り機が設置されており、QRコード読み取りの実証実験も行われる。

コンビニは無人決済

改札口を抜けると、左側にコンビニがある。これは無人AI決済店舗「TOUCH TO GO(タッチトゥゴー)」で、JR東日本とシステムコンサルティングを行うサインポストが共同で実施するベンチャー事業だ。

店舗の入り口でSuica(スイカ)などの交通系ICカードをかざして入店。買いたい商品を手に取って、決済ゾーンに進むと手に取った商品名と合計金額が表示される。カードで決済を終えると、ゲートが開いて外に出られるという仕組みだ。店内に設置された多数のカメラが客の動きや商品の出し入れを認識する。

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