武漢の新型肺炎「専門病院で漏水発生」の影響度 建設開始12日で一部完成も猛烈な雨雪が襲う

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 2月15日夜、武漢市都市農村建設局は公式SNSアカウント上で次のように述べた。

「2月14日の夜から15日まで、武漢は猛烈な雨雪に見舞われ、インターネット上では『火神山病院(注:雷神山病院とは別の臨時専門病院)が風で吹き飛ばされた』という情報や、火神山病院がひどく漏水した動画が流れた。

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事実を確認したところ、漏水は火神山病院で発生したのではなく、雷神山病院の、まだ引き渡されていないエリアで発生したことがわかった。現在、工事部門が迅速に補修している。

火神山病院は稼働開始以来ずっと正常に動いている。コンテナ式プレハブの簡易的な構造について、我々は補強措置を行い、極端な天候に対応する能力をさらに高めていく」

雷神山病院は武漢市で2番目の臨時病院

 武漢で2番目の”小湯山病院”(注:SARSが大流行した2003年に北京郊外で建設された臨時病院)と呼ばれる雷神山病院は、1月27日に建設を開始した。

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 計画によると、同病院の建築面積は約8万平方メートルで、2つの重症医学科エリアや3つの重症に次ぐレベルのエリア、27の一般エリアからなり、合計1500のベッドを収容する。2月8日に一部のエリアが正式に引き渡されていた。

(財新記者:包志明)

武漢で取材を続ける「財新」の長編リポート第2弾を週刊東洋経済プラスで公開中です。

財新編集部

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Caixin

2009年設立の財新は中国の経済メディアとして週刊誌やオンライン媒体を展開している。“独立、客観、公正”という原則を掲げた調査報道を行い、報道統制が厳しい中国で、世界を震撼させるスクープを連発。データ景気指数などの情報サービスも手がける。2019年末に東洋経済新報社と提携した。(新型肺炎 中国現地リポート「疫病都市」はこちらで読めます

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