武漢の新型肺炎「専門病院で漏水発生」の影響度

建設開始12日で一部完成も猛烈な雨雪が襲う

2月15日、武漢の「雷神山病院」の一部で漏水。床が濡れていた(写真:財新記者 丁剛)
新型肺炎の震源地である武漢では、患者を受け入れる病院の建設が急ピッチで進む。だが、施工開始から12日で一部完成した武漢の「雷神山病院」で漏水が発生。独立系メディア「財新」の記者が現場を直撃した。

2月14日夜から15日にかけて、新型コロナウイルスと闘う湖北省武漢は強風と猛烈な雨雪に見舞われた。一部が完成し、引き渡されたばかりの「雷神山病院」の複数エリアで漏水が発生。15日に患者を受け入れる計画は遅れる恐れがある。

 財新記者は15日夜に現場へ到着。雷神山病院の、まだ引き渡されていないA棟は漏水し、床は濡れて滑りやすかった。弱電ボックスや一部の医療設備はプラスチックシートで覆われ、ブレーカーが落ちた弱電ボックスもあった。

漏水でやむを得ず患者の受け入れも延期

 A棟の外では建設車両が稼働していた。現場の工事スタッフは、「強風と雨雪によって病院の多くの場所で漏水が起こった。今まさに漏水部分を補強しているところだ」と話す。

本記事は『財新』の提供記事です

 A棟の第13エリアの医療スタッフは、「もともとは今日、患者が移送される予定だったが、漏水のせいで延期せざるをえなくなった。今、漏水はやや改善されたが、夜に患者を受け入れるかはわからない。ずっと待機している」という。

 漏水が起こったのはA棟だけではない。これまで遼寧省の医療チームが管理していたB棟の3つのエリアでも発生した。

同チームの看護師によると、天井が漏水し、水滴が患者のベッドに落ちたため、一部の患者を別のエリアに移さざるをえなかったという。医療設備にも水が滴ったが、幸いなことに設備が壊れることはなかった。

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