トランプ大統領の笑いが日本まで聞こえてくる 民主党は「大失態」から態勢を立て直せるのか

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。今週末は東京新聞杯(G3、府中の東京競馬場、9日11R、芝1600メートル)。上半期の古馬マイル路線の開幕戦で、安田記念やヴィクトリアマイルと同じコースで行われる。去年のインディチャンプ、1昨年のリスグラシューはこのレースで優勝し、そのままG1路線で飛躍を果たしている。つまりは「出世レース」ということだ。

「出世レース」東京新聞杯の本命はクリノガウディー

しかるにこのレース、予想が当たらないことでも定評がある。過去10年の戦績を見ると、単勝4.9倍以下の馬が2-1-4-11と、勝率1割程度に甘んじている。ここは大胆に、次世代のマイル路線のチャンピオンを探り当てたいところ。

筆者のねらい目はクリノガウディーだ。3歳馬の間は今一つ芽が出なかったが、元は朝日杯FSの2着馬。父スクリーンヒーロー産駒は大器晩成型が多いので、4歳古馬となったここで期待してみたい。鞍上も自在型の横山典弘騎手に乗り替わりとなるので、ここから人気馬に流してみたい。

相手としては3連勝中のヴァンドギャルド、府中適性の高いレッドヴェイロン、牝馬もわりに来るレースなので、プリモシーンも押さえておこう。

2月の競馬場はなお寒い。くれぐれも暖かい服装でお出かけあれ。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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