今回の人事は周到に準備されてきたといえる。東社長がトップ交代を考えたのは3年前。指名委員(社外取締役3人)とも議論しながら、次期トップ候補には「部分最適ではなく、グループ全体を見渡せることが重要。異動もそういうふうに考えてきた」(東氏)という。
りそなホールディングス社長に就く南氏は、経営管理部やグループ戦略部など企画の経験が豊富だった。そこで2017年からは、対面・非対面の顧客接点を担うオムニチャネル戦略部の担当に据え、より現場に近い分野を経験している。一方、りそな銀行社長に就く岩永氏は営業畑で、「関東10年、関西10年」(東社長)というように広範な地域での経験を持つ。そこで、2018年からは銀行の経営管理部やホールディングスのグループ戦略部を担当してきた。
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