会社の雰囲気を超良くするたった1つの工夫 一言で若手の気持ちを明るく変えられる
この会社は女性が90%以上なのですが、なぜ女性に悪いことを言わないのかの理由として、「女性は悪いことを言われたり、されたりすると一生覚えているから」という解説がありました。
「なるほど」と思いました。
こんな話があります。熟年離婚というものがありますが、ある定年退職した夫が奥様からこう言われたそうです。
「あなた、私たちが結婚して、最初に私がつくった料理を覚えてる?」
夫が「え?」と回答できずにいると、さらに奥様はこう言いました。
「私はね、カレーをつくったのよ」
夫は、「そうなんだ」と心でつぶやきます。
そして、奥様はこう言いました。
「あなた、そのカレーを食べてなんて言ったか覚えてる?」と。
夫は、目をぱちくりしていると、奥様はこう言いました。
「あなたは、こう言ったのよ」
「お袋の味と違うな」と。
「私はね、あなたの奥さんになったのであって、お母さんになったわけじゃないのよ」と。
奥様は静かにそう言って、離婚届をスッと出したそうです。
それを結婚して40年後に言われるわけです。特に男性全般に言えることですが、女性に対しては、決して悪いことを言わないというのが、コミュニケーションの基本なのです。ぜひ、肝に銘じたいところです。
そして、この会社ではそういったことがないように、「悪い点は言わない」ということをルールにしたそうです。相手のいい点をしっかり伝えるコミュニケーションを全員が意識することで、スタッフ全員が強みを活用して、いい接客をするよう心掛けるようになったといいます。
誰もが「ありがとう」を言う
加えて、社長、店長、スタッフ、すべての人がお互いに何かしたら「ありがとう」を言い、感謝するそうです。そのことによって、社内では「ありがとう」が当たり前の状態になっているそうです。そして、それはとても大切なものをもたらしました。それは、お客様に対しての「ありがとう」が、いつも笑顔で明るい声で言えるようになったことです。