一流経営者が「服と食事」にこうも無頓着な理由 ジョブズ、ザッカーバーグ、オバマ…
朝は食べないが、食べるときは決まって「ソーセージエッグマフィン」。そう、「マクドナルド」だ。最近は、「倍グラン クラブハウス」(通常の1.7倍の肉厚パティ2枚が挟み込まれた夜マック限定「グラン クラブハウス」。2019年2〜3月に期間限定で昼間も販売された)もマイメニューに加わったが、ほかのものは食べない。
酒も、飲むとしたら「メーカーズマーク46」のペリエ割りだけだ。
SNSを見ていると、毎日のようにミシュランの3つ星レストランのような場所に足を運んでいる人がいるが、愚の骨頂である。田舎者がルイ・ヴィトンのモノグラム・バッグを持つのと一緒で、所詮「ブランド信仰」だろう。もちろん、ハレの日に高級レストランを利用したり、ワインの教養を得るために通い詰めるのは認めるが、普段は質素倹約に努めるべきだろう。
ということは、私はアマゾン、ユニクロ、パタゴニア、メイカーズシャツ鎌倉、ユナイテッドアスレ、パパス、そば屋、焼き鳥屋、マクドナルド、メーカーズマークさえあれば生きていけるということだ。
「定番」を決めれば、時間の節約になる
このように自分の中で「定番」を決めておくのは、特別なポリシーがあるわけではない。脳の処理能力を空けているわけでもない。ただただリアル店舗に服を買いに行ったり、朝起きてから服を選んだり、店を予約したり、メニューを子細に検討したりすることがメンドーだしキライなのだ。
要するに男子小学生のままで、まったく成長していないのかもしれない。それを発達障害というのだろうか。
とすると、因果関係は逆かもしれない。つまり、ジョブズなども発達障害があって服や食事などにさほど興味を持つことのない子供のまま大人になったがゆえに、子供のような発想ができていて、それをわれわれはクリエーティブだと思い込んでいるだけかもしれないのだ。
だから、毎日同じ服を着たからといって、クリエーティブになれるかわからないし、私は無意識にやっているにすぎないのだが、意図的にやってみたら、少しは効果が得られるかもしれない。少なくとも、服装にダラダラ悩んでいる時間の節約にはなる。
1日の終わりにぜひ振り返ってみてほしい。はいている下着が高級ブランドでもユニクロでも、ランチがホテルのレストランでも駅前の牛丼店でも、ほとんど自分自身は何も変わっていないことに気づくだろう。だったら、悩む時間は極力減らしたほうがいい。
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