フランス人が高くても外で「ランチ」をする理由 おいしいものを食べたいわけではなかった

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 最新
拡大
縮小
フランス人にとってランチとは?(写真:anouchka/iStock)

フランスに住む日本人女性くみと、日本に住んだ経験を持つフランス人男性のエマニュエルが、さまざまなテーマについて日本とフランスの相違点について語り合う本連載。今回はフランスのランチ事情について語り合いました。フランスの社会人がわざわざ高いお金を払ってまで、外食するその理由とは?

学生にとって頼りになる学食

くみ:パリに住み始めたときはまだ学生だったけど、日本と違うことで驚いたのが外食の値段。とくにお昼は学生も家の外で食べることが多いから、みんながどうしているのかすごく気になった。

日本だと、私の通っていた大学は学食があって、いちばん安い小ぶりなカレーが350円とかだったかな? その点では、パリは学食が安かった! 今は値上がりしたかもしれないけど、1食一律に2.5ユーロ(約300円)で、とにかく量がすごかった。最もスタンダードなメニューで、ステーキとポテトフライ、それにたいていクタクタに煮たニンジンやズッキーニ、ブロッコリーなどの野菜がある感じで、任せているとすべて大盛りだよね。

この連載の一覧はこちら

それから、自分でサンドイッチとフルーツなど簡単なお弁当を持ってきてる人もよく見かけた。それも、クロワッサンやバゲットは高いから、スーパーで袋入りで売ってるパンドミーとかにハムとバターとかを挟んで、アルミに包んだだけとかね。フルーツもだいたいリンゴ丸ごと、そのままリュックやバッグに入ってて、取り出してそのままかじるよね! そういうのは、日本では見かけないなと思った。

でも最近は日本のお弁当箱もときどき売っていて、フランス人はどうやって使っているのか気になってるんだけど、どう?

次ページ学生が何時間もカフェでねばるワケ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT