大谷翔平がエンゼルスにもたらした絶大な効果 フィーバーで日本人客増、来季の復活も期待

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

過去にもメジャーリーグで、大谷選手と同じような「ブーム」を巻き起こした日本人がいる。1995年にロサンゼルス・ドジャースに入団し、新人王を獲得した野茂英雄投手の「トルネード旋風」だ。

当時のドジャースにスタッフとして勤務し、現在は大谷翔平選手が所属するエンゼルスの広報に携わられているグレース・マクナミーさんは、「メールやスマートフォンの普及によって情報伝達の速度や方法は変わりましたが、日本人だけでなくさまざまな方が選手のプレーに興奮し、熱狂に巻き込まれていくという状況は、『トルネード旋風』のときに似ていると思います」と話す。

日本人メジャーリーガーのパイオニアとして活躍した野茂英雄投手と、ベーブ・ルース以来の「二刀流」選手として海を渡った大谷翔平選手。24年の月日を超えた今も、球場に集うファンの想いには共通点があるようだ。

「二刀流」復活で「大谷フィーバー」は加速するか

今シーズンはア・リーグ西地区4位に終わったエンゼルスだが、新指揮官のジョー・マドン氏にチームの再建と、大谷選手の「二刀流」復活は託されることとなった。

身体的な負担が不安視される一方で、「来シーズンは、本塁打やサイクルヒットに加えて、投手としても163キロ。さらなる活躍が楽しみです」(大阪府・学生)と、ファンからは二刀流に期待する声も大きい。

2020年シーズンにスタジアム観戦を考えている日本人に向けて、アースア氏は「エンゼルスタジアムでは、家族や友達同士など、さまざまな形で、安全かつリーズナブルに野球が楽しめる場所です。寿司や照り焼きといった日本食も用意し、日本から来られる皆さんに楽しんでいただける環境も整っています。ぜひ足を運んでみてほしい」と語った。

来シーズンの「二刀流」復活で、さらなる活躍が期待される大谷翔平選手。その雄姿と、「大谷フィーバー」の熱狂はさらに高まることが期待できるだろう。

白鳥 純一 ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

しらとり じゅんいち / Junichi Shiratori

エンタメ関係のイベントプロデューサーを経て、ライターとしての活動を開始。 編集業務のほか各企業のメディア運営などに携わる。キングギアなどの媒体ではイベント取材やインタビュー記事の執筆に携わり活躍中。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事