埼京線、「相鉄直通新ダイヤ」は便利か不便か

本数減る武蔵浦和―大宮間は快速も全駅停車

相鉄線との直通開始に伴い11月30日にダイヤ改正を行うJR埼京線の電車(写真:HAYABUSA/PIXTA)

11月30日に相鉄・JR直通線が開業するのにともない、相鉄線と直通運転を開始する埼京線のダイヤが変わる。今回の埼京線ダイヤ改正では、相鉄からの直通列車が新宿、列車によっては大宮や川越まで向かうことが注目されているが、それだけではなく、埼京線そのもののダイヤも大きく変わる。

新しいダイヤでは、早朝時間帯に新宿に到着する列車を増やし、同時間帯のりんかい線直通列車も増やす。夕時間帯にはダイヤをパターン化するほか、夜間は新宿発川越行の最終列車の発車時刻を繰り下げるという。

一部区間では減便に

そんな中、沿線住民に注目されているのは、池袋―大宮間で日中時間帯のダイヤをパターン化し、運転間隔を均等化するという部分だ。

とくに武蔵浦和―大宮間では、これまで最大で16分の間隔が開いていたところを、おおむね10分間隔にするという。これは一見、いいことのように見える。しかし運転本数は、これまで1時間あたり快速3本・各停6本の計9本だったのが、快速3本・各停3本の計6本に減る。

あわせて、快速の停車駅も変わる。現在、同区間には3駅の快速通過駅(中浦和・南与野・北与野)があるが、これらの駅も快速停車駅になる。武蔵浦和―大宮間は事実上、各駅停車になるわけだ。

ダイヤ改正の発表資料には、「お客さまのご利用状況に合わせて、武蔵浦和~大宮間の一部列車を削減します」と書かれている。具体的なダイヤはまだ公表していないが、つまりは同区間の日中の各停を減らし、快速を各駅に停めることでその分をカバーするということになる。

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