台風19号が10月だからこそ厳重警戒が必要な訳 日本直撃、史上最強クラスで関東上陸のおそれ
ただ、現在採用されている平年値は、1981〜2010年の30年間の平均です。実は2000〜2018年の10月について平均値を計算すると、傾向が変わってきているのです。
2000年以降は、発生数は減っている一方、接近数は増え、上陸数は約2倍になっています。2014年10月は、台風18号と台風19号が2週連続で上陸しました。ともに上陸したのが週末だったため、運動会やイベントなどが中止になる影響がありました。
ラグビーW杯、日本vs.スコットランドは開かれる?
今年10月の3連休(10月12日<土>~14日<月・祝>)の中日には、ラグビーワールドカップ2019の日本vs.スコットランドが予定されています。場所は横浜市の日産スタジアムです。ラグビーワールドカップ組織委員会は7日、台風19号の接近に伴い、試合の開催について検討していると発表しました。開催の可否は、試合開始時刻の6時間前までに判断されます。
13日(日)19時45分に試合開始なので、現在の進路予想通りであれば台風が過ぎ去った後で試合を行うことができそうですが、もし中止になれば引き分け扱いです。
ちなみに、日産スタジアムの芝生は昨年、天然と人工を混合したハイブリッド芝になり、排水は他のスタジアムよりいいそうです。
史上最強クラスで関東に上陸するおそれがあり、西日本から北日本の広い範囲で暴風や警報級の大雨、高波を引き起こしかねない台風19号。本記事公開前後の10月9日午後に気象庁が緊急会見を開くという情報が入ってきています。それらも含めて最新情報を確認しながら、早めに備えをして、慎重に3連休の計画を立てましょう。
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