中川翔子「いじめられた過去を断ち切る方法」

インターネットとの楽しいつきあい方

――世間が「いじめを乗り越えた」ことを美談にする風潮があるように感じます。それについてはどう思いますか。

「学校に行きたくなければ、行かなくてもいい」「いじめから逃げてもいい」という言葉には、違和感があるんです。悪いのは完全にいじめの加害者なのに、(いじめられたほうが)負けたみたいじゃないですか。

「いじめは絶対にやってはいけないこと」

――今、中川さんをいじめた加害者グループに言いたいことは。

『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

「いじめは、人殺しにもつながる犯罪だということを忘れないでください」ですね。物理的ないじめは「暴行」だし、物を盗む隠すは「窃盗」です。陰口悪口も、いつか何倍にもなって自分に返ってくると思っていてほしいですね。

――われわれメディアが、いじめをなくすためにできることは。

大人がちゃんと被害者に寄り添って、「いじめ=絶対にいけないこと」と発信し続けることが大事です。18歳以下の自殺者数は、新学期が始まる9月1日が最多です。なので、いじめ問題についても8月末に特集が組まれますけど、子どもがいじめに苦しんでいるのはその日だけじゃない。いつでも、継続して発信し続けることが大事だと思いますね。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
人気の動画
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
生前贈与がダメになる<br>相続の新常識

相続をめぐる環境が激変しています。年110万円まで非課税だった生前贈与が税制改正により認められなくなる可能性も。本特集では相続の基本から、よくあるトラブルと解消法、最新路線価に基づく相続税額、さらに生前贈与の将来動向まで取り上げました。

東洋経済education×ICT