40歳年収「中部地方の407社」最新ランキング

1位ファナックは1340万円、2位は豊田通商

愛知・名古屋の都市風景(写真:和尚/PIXTA)

三大都市圏の一角を占める中京圏。トヨタ自動車を核に自動車産業が集積し、大きな経済圏を形成している。

最新の『会社四季報 2019年4集秋号』は発売中。書影をクリックすると東洋経済のストアサイトにジャンプします

東洋経済オンラインは上場企業を対象に各社の40歳社員の年収を推計。全国5地域(「東京除く関東」「東京」「中部」「近畿」「北海道・東北、中国四国、九州沖縄」)に分けてまとめた。

これまで「東京都トップ500社」「東京都ワースト500社」「東京都除く関東321社」近畿587社」の40歳推計年収ランキングをお届けしてきたが、第5弾として中部地方(愛知、岐阜、静岡、福井、石川、富山、新潟、山梨、長野)に本社を置く407社のランキングを発表する。

単体の従業員数が20人に満たない場合や平均賃金の発表がない企業は除いた。有価証券報告書の公開データと厚生労働省が調査・公表している「平成30年賃金構造基本統計調査」を基に、業種分類ごとに賃金カーブを算出し、それを各企業の平均年収と年齢に当てはめて試算した。あくまで理論的に割り出した推計値ながら、一定の目安となるはずだ。

グループ企業については、全体で連結ベースの年収を算出するのがベストだが、基データとして使用している有価証券報告書のデータが単体会社のものであるため、単体の年収数字となっている。本社の中枢機能を担う社員しかいないケースの多い、年収が製造現場などの実態より上振れる傾向にある純粋持ち株会社も一部除いた。また、ランキング表内で社名末尾に「*」のある会社は主要子会社のデータを採用している。

上場企業が公表しているのは平均年収だが、企業によって平均年齢も異なる。そのため比較条件をそろえてみることで、あくまで理論的に割り出した推計値ながら一定の目安となるはずだ。

1位はファナック、700万円超は44社

1位はファナックの1340万円(前年は1313万円と推計)。前年比でも約30万円のアップとなった。工作機械用NC(数値制御)装置で世界首位のメーカーで、産業用ロボットなどでも力がある超優良企業として名高い。本社の山梨県に勤める社員は、大都市に比べて相対的に安い物価からゆとりのある生活を送っているものとみられる。

2位はトヨタ系の総合商社、豊田通商の1057万円(同1026万円)。3位は静岡県に本社を置くヤマハの895万円だった。

5位は時価総額日本一のトヨタ自動車で、857万円となった。ほかにも8位豊田自動織機(810万円)、14位デンソー(776万円)など、トヨタ系の有力企業が上位に名を連ねている。

次ページまずは1~50位のランキング
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 憧れから一歩前へ! キャンピングカーのある日常
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 今見るべきネット配信番組
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
正規と非正規「格差訴訟」<br>判断が分かれた最高裁判決

非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

東洋経済education×ICT