ところで、SNSの影響から最近ではメールや会社の文書の中にさえ顔文字を使っているケースがあるようです。中にはお客様へのお詫び状にm(_ _)mという絵文字を入れて上司に叱られたという笑い話もありますが、やはり顔文字、絵文字はオフィシャルな場にはふさわしくないものです。
同様に、いわゆる書き言葉の文化、話し言葉の文化でいうと、SNSやチャットは話し言葉であって、ビジネスメールは書き言葉という感覚があるかと思います。これは英語においても同じで、メールになると途端に略語が少なくなり、表現も少し堅いものになるように思います。
状況に応じて「言葉」を使い分ける
- Next Friday
- Got it:)
Sorry I forgot to ask, when is the deadline for the next Toyo Keizai article?
- You need to submit it by next Friday.
- Ok, Got it. I will finish it. Thanks.
どうでしょうか。チャットのままのやり取りよりも少しだけ丁寧な感じですね。逆にチャットの感覚ではかなりつっけんどんなメールになってしまい、相手の印象も悪いのではないかと思います。SNSによる日本語の乱れを懸念する声もあるようですが、それは英語圏においても同じことが言えます。
SNSでのカジュアルな表現が氾濫する時代だからこそ、状況に応じて美しい英語、美しい日本語が使えることはビジネスマンの教養としてますます重要になっているのではないかと思います。
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