「熱中症予防」気温だけに着目すると危ない理由 湿度が高いと気温30℃程度でも油断できない
環境省の「熱中症予防情報サイト」では、全国約840地点の暑さ指数の実況と明後日までの予想を提供しています。
8月15日に気象庁が発表した1カ月予報の平均気温によると、8月17日~23日は、西・東・北日本で高い見込みです。8月24日~9月13日は、高いまたは平年並みか高いと予想されていて、9月前半にかけて残暑が厳しくなりそうです。
効果的な熱中症対策とは?
熱中症にならないために、こまめな水分補給や適度な塩分の補給、風通しがよくて汗を吸う素材の服を選ぶ、エアコンや扇風機を上手に使う、直射日光を避けるなどの対策をしましょう。
とくに、湿度が高いと汗をかきやすくなるので、スポーツドリンクなど水分だけでなく塩分も補給できる飲み物がおすすめです。
そして、夏は日差しが強いため日なたと日陰で気温が5℃以上変わることもあります。屋外では日傘や帽子を使用する、日陰を選んで歩く、屋内ではカーテンを閉めるなど、直射日光を避けるようにするとよさそうです。
また、日中だけでなく、夜間の熱中症にも注意が必要です。寝る前にコップ1杯の水を飲むことで、寝ている間の熱中症予防になります。私は、暑くて寝られないときは、首と脇の下を保冷剤などで冷やすようにしています。太い血管が近くを通っている場所を冷やすことで効率的に体温を下げることができ、熱中症の対処法としても有効だそうです。
暑さというと気温だけに注目しがちですが、湿度によって熱中症の危険度は変わります。暑さ指数を活用して、体調を崩さないようにお過ごしください。
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