世界中が熱狂「eスポーツ」の実に奥深い内側

「格闘」から「パズル」まで、ジャンルは8つ!

現在、主にeスポーツとして主にプレイされているタイトルには

・ストリートファイターV アーケードエディション(カプコン)
・鉄拳7(バンダイナムコ)
・KING OF FIGHTERSシリーズ(SNK)

などラインナップが豊富であり、潜在的なプレイヤー層の厚みもあります。

対戦格闘ゲームの醍醐味は、1対1のデジタル上の真剣勝負であり、一瞬の相手のミスや、一瞬の隙を突いたプレイによって、大きな逆転劇が演出できる点にあります。人間が本来持っている闘争本能をゲーム上で昇華し、それをエンターテインメントとして完結させたものが、この格闘ゲームというジャンルなのです。

2. リアルタイムストラテジー(Real-Time Strategy)

こちらはゲーム内の時間をリアルに進行している時間に置き換えたものです。プレイヤーが神や指揮官などの第3者的視点から兵士などのキャラクターに指示を与えて敵を倒していく、戦略的な要素とアクション要素を兼ね備えたゲームで、プレイヤーの判断力や操作力もゲームの勝敗に影響します。

2018年、韓国の平昌(ピョンチャン)で開催されたオリンピック冬季競技大会の公認大会、「2018 Intel Extreme Masters PyeongChang」(2018年2月5日~7日)でも、リアルタイムストラテジーゲーム「スタークラフト2」が正視種目として採用され、話題を呼びました。

そのほかには「クラッシュ・オブ・クラン」というゲームが有名です。自分の保有する村を発展させながら、他の村を襲撃して資源集めをし、世界中のプレイヤーとランキングを競うゲームです。さまざまな施設を建設・アップグレードして村を発展させていく箱庭ゲームのような要素から、他プレイヤーの村に攻め込み資源を略奪したり、防衛設備の配置を工夫して他プレイヤーの侵略から村を防衛するなどの戦略的要素をあわせ持ったゲーム構成となっています。

eスポーツで大人気ジャンル「MOBA」

3. マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(Multiplayer Online Battle Arena)

略して「MOBA」(モバ)と呼ばれるジャンルです。現在、世界のeスポーツシーンのなかでとても人気の高いジャンルで、なかでも有名なゲームは「リーグ・オブ・レジェンド」(通称LoL/ロル)です。プレイヤーは3対3、あるいは5対5の2つのチームに分かれ、各プレイヤーが使用する「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターを選択、ネクサスと呼ばれるお互いの本拠地を破壊することを目指します。

また、「Dota2」(ドータ・ツー)というゲームも人気の高いゲームで、2つのチーム(Raidiant・Dire)が5対5に分かれて戦うもので、どちらかのチームが敵のタワーを破壊しつつ、敵の本拠地を先に破壊したほうが勝利するというゲームです。なお、「Dota2」は世界大会の賞金総額が大きいことでもよく知られています。年間の大会を通して積み上げられた賞金の総額は日本円にして28億円あまりに上り、優勝チームの賞金も12億円とケタ違いのスケールで、アマチュアや、プロゲーマーやそのプロチームを惹きつけて離しません。

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