夏のレジャーに備える「ミニ保険」が便利なワケ 旅のキャンセル料や遭難時の救助費用も補償
夏になると、やはり増えてくるのが、痴漢の報道だ。ひとごとではなく、たった1度、痴漢と間違われただけで(冤罪)、社会的身分を失い、家族崩壊、人生崩壊につながりかねないリスクも高まることを意味している。
痴漢に間違われた場合のことを軽く見てはいけない。駅員室に連れていかれ、ベルトコンベアー式にそのまま速やかに警察に引き渡されるのが一般的だ。身体拘束、勾留、起訴、刑事裁判となると、最悪の場合、前科がつくこともある。
片手でつり革を持ち、片手で本を読むといった両手のやり場を意識して、冤罪回避を心がける人も少なくないが、痴漢に間違われた際に適切な対処アドバイスが受けられる“痴漢冤罪保険”に関心を持つ人もジワリ増えてきている。
この保険の基本的な仕組みは、他人に迷惑をかけた場合の損害賠償や弁護士に関わる費用を補償したり、自分が被害者になった際の補償を得られるというもので、痴漢冤罪事件に巻き込まれたり、痴漢被害を受けた際の弁護士費用も補償される。
ジャパン少額短期保険の「痴漢冤罪ヘルプコール付き男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険」の例では、痴漢冤罪事件に巻き込まれたら、すぐに「痴漢冤罪ヘルプコール」に連絡すると、弁護士から電話で具体的な対応方法のアドバイスを受けられるサービスが付く。
駅員室・警察署へ連れていかれる前に連絡し、受けたアドバイスに基づく対応をし、その場を離れるのが難しい場合には弁護士が駅員や警察官と直接話をする、といったサポートを受けられる。なお、冤罪ではなく実際に痴漢をした場合には、この保険やサービスの利用でかかった費用のすべてを請求される。
会社名:ジャパン少額短期保険
商品名:「痴漢冤罪ヘルプコール付き 男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険」
料金:月払い保険料590円、年払い保険料6400円
概要:物損事故などの損害賠償や、事故によって自分に被害が発生し、損害賠償請求を弁護士へ委任したり、弁護士へ相談したりする際の費用を補償。痴漢冤罪・被害ヘルプコール、弁護士無料相談付き。
商品名: 「弁護士保険コモン」「弁護士保険コモンLite」
料金:月払い保険料:5100円(ステイタスプラン)、2200円(レギュラープン)、1180円(ライトプラン)
概要:個人に突然降りかかる法的トラブル解決にかかる弁護士費用を補償。弁護士検索サポート、弁護士直通ダイヤル、冤罪ヘルプナビなどの付帯サービス付き。
会社名:プリベント少額短期保険
商品名:「MIKATA(みかた)」
料金:2980円 (月払い保険料)
概要:2種類の弁護士費用保険金で補償。弁護士へのトラブル相談費用は「法律相談料保険金」として年間10万円を限度。弁護士費用など保険金は1事件につき限度額300万円を限度。年間の支払い限度額は500万円。弁護士直通ダイヤル、弁護士紹介サービスなどの付帯サービス付き。
大事なスマホトラブルが気になったら
さて、スマホなしの暮らしを考えられないという人も多いのではないだろうか。実は、バキバキに割れた画面のスマホを使っている人を見かけるたびに思い出すのが、スマホ保険だ。
スマホの画面割れなどの破損、故障、水濡れに加えて盗難紛失をカバーするもので、使い方がよければ保険料が下がるしくみも。中古やSIMフリースマホも対象にできる。普段の生活とは異なり、行楽やイベントではスマホの収納場所や取り扱いも異なったり、トラブルに遭いやすくなる。携帯会社によると、夏のスマホ3大トラブルは水濡れ・破損・紛失といわれている。保険による備えも一策だ。
会社名 :justInCase
商品名:「スマホ保険」
料金: iPhone 7の場合、月払い保険料540円から開始。丁寧に扱った場合、3カ月後(平均30%割引適用)月額378円に。
概要:スマホの破損、故障、水濡れに加えて盗難紛失も補償。端末価額まで何度でも支払いが受けられる。最新の機種で、スマホを丁寧に扱う人ほど保険料が安くなる。中古端末でも加入可。
夏のレジャーなどに行く前に、これらの保険について調べてはいかがだろうか。
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