レノボ、IBMの低価格サーバー事業を買収へ

買収金額は23億ドル

1月23日、中国のPCメーカー、レノボ・グループ(聯想集団)は、米IBMの低価格サーバー事業「X86サーバー」買収で合意したと発表した。写真は2010年2月、北京で撮影(2014年 ロイター/Jason Lee)

[北京 23日 ロイター] - 中国のパソコン(PC)メーカー、レノボ・グループ(聯想集団)<0992.HK>は、米IBMの低価格サーバー事業「X86サーバー」買収で合意したと発表した。

中国企業によるハイテク事業買収で過去最大規模となる。

買収額は23億ドル。現金20億7000万ドルと残りはレノボ株での買収となる。香港取引所への提出文書で明らかにした。

関連するサービス事業も買収する。

レノボは縮小しているパソコン(PC)市場から収入ベースの多角化を図る。アナリストによると、中国が米当局の関与を嫌ってハイテク関連の買収を中国企業間に限定しようとするなか、レノボがX86事業を売却する場合、IBMよりも売却先を中国内で容易に探せる見通し。

一方のIBMは利益率の低いX86事業を手放すことで、収益性の高いソフト・サービス事業に特化できる。IBMは2005年にPC事業をレノボに売却していた。

レノボのアドバイザーはクレディスイスとゴールドマン・サックス。

IBMとレノボの交渉は売却価格が折り合わず、昨年いったん決裂していた。報道によるとIBMは60億ドルでの売却を望んでいた。

中国への懸念とハードウエア事業の不振がIBMを売却に踏み切らせたとアナリストはみている。

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