シックスパッドのMTG「不適切会計」疑いで窮地 第3者委員会を設置して中国子会社を調査

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不適切会計の疑いが判明し、記者会見で頭を下げるMTGの松下剛社長(右、記者撮影)

フリマアプリのメルカリに続く大型上場と騒がれ、昨年7月に東証マザーズに上場したMTGに、不適切会計の疑いが急浮上している。

同社は美容ローラー「リファ」やトレーニング機器「シックスパッド」の企画・販売を手がけている。中国で電子商取引(EC)関連の規制が強化された影響で、日本や韓国の免税店におけるリファの売り上げが急減。3月29日に、2019年9月期の業績予想を大幅に下方修正した。

5月10日発表の2019年9月期中間(2018年10月~2019年3月)決算は、営業利益が7.1 億円と前年同期比86.5%減となった。株価も昨年7月の上場初日の終値7350円は遠く及ばず、5月14日の終値は1614円に沈んだままだ。

第3者委員会で組織的関与の有無を調査

松下剛社長は4月の東洋経済の取材に対し、「この10年間、平均で4割近い成長をしてきた。昨年7月に上場し、上場1年生という立場で今回はいちばん外してはいけない決算だった。株主の皆様には業績で返していくしかない。3年後までにはV字回復を果たしたい」と語っていた。

ところが、決算発表からわずか3日後の13日夜になって、中国の子会社「MTG上海」で不適切な会計処理の疑いが判明したと発表。翌14日の17時から都内で緊急記者会見を開いた。

会見後にMTGは取締役会を開き、第3者委員会の設置を決めた。メンバーは弁護士、公認会計士、大学准教授の3人で、MTG上海における不正売り上げ行為や監査人への虚偽説明、組織的関与の有無などを調査する予定だ。調査報告書は6月上旬に受領予定だとしている。

松下社長との主な質疑応答は次の通り。

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