Tehu:ボクは25歳になっている。
青木:オレは26歳。議員になってるかもしれない(笑)。
Tehu:ボクはオリンピックにガッツリかかわっているはず。その後はまったく決めてない。海外に行ってるかもしれない。
青木:日本にいるのはオリンピックまでなんだ?
Tehu:それまでは絶対にいる。なぜなら、たぶん人生に1回しかないから。2020年のオリンピックを1964年の再来と思っている人が多いけど、コンセプトが今回はまったく違うんですよ。1964年は戦後、復活の象徴。高度経済成長期で「日本、すげえ」と全世界に言わせることだった。2020年は延命治療中。「これからも日本、がんばりますので!」って全世界に先進国の貫録を見せることでしょ。
青木:日本はホント、延命治療中ですよ(笑)。
Tehu:その国際的な見せ場を、なぜあと10年しか生きられないようなジジ、ババに任せているのか。オレらにやらせろ!というのがある。クリエーターでいうと、やっぱり30代後半のあそこらへんの人たちが中心になればいいと思っていますけど、ボクはぶっちゃけ、その世代も古いと思ってるから。
青木:うんうん。
Tehu:すごい仲いいし、尊敬していますよ。ただ、彼らの表現手法や思考回路自体が、言ってしまえば20年前か30年前に学んだものだから、当然古いわけです。で、次はボクらですよ。
ボクらだって2020年を逃すと、25歳を逃すと、たぶん古くなっちゃうからね。いまのうちにやっておかないと。
青木:いま、やれることはやって、次の世代に黙って引き継いでいくと。
Tehu:そう。いい大人になりたいからね。
──最後に、2014年の抱負を一言ずつ、お願いします。
Tehu:ボクは本業をまずはしっかりやりたい。やっと東京に出てこられるし、今年は純粋にモノづくりをしますよ。たぶん4つか5つぐらい作品をつくって、いろんな有名アーティストとのコラボレーションの仕事も3、4件きそうなので、それをやりたいですね。
青木:オレは20歳になるし、エンジン全開でいきます。まず「0党」を立ち上げて、政治に対するオピニオンを出しながら、若者の代弁者になれればなと。日本初となる政治活動家として、自分の立ち位置をしっかり築いていきたいです。
とにかく2014年は、オレたちの年にしますよ!
Tehu:いや、絶対になるから!
──自信家の10代に期待しています(笑)。ありがとうございました。
(司会・構成・撮影:上田真緒)
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