現状では、この陸上国境は事実上のフリーパス状態になっている。英国とアイルランド共和国がいずれもEU加盟国だからだ。だが、離脱後には状況が変わる。それでも、フリーパス状態を維持するのか。そうではないのか。そうではなくなることは、国境周辺におけるテロの再発につながるかもしれない。だが、フリーパス状態を維持すれば、それはブレクジットが尻抜けになることを意味する。このような状況に関する対応が、「合意ある離脱」への大きな障害物となっている。
最大の難関となっているこの問題について、国民投票前に国民の注意を喚起しなかった。この点については、大いに責任を問われて然るべきところだ。あの国民投票について、それを仕掛けた人々が何と甘く考えていたことか。
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