年収900万41歳独身公務員が陥った「趣味貧乏」

お金も遊びも成立させたい人が取るべき戦略

「40歳になったときからこのままでいいのかなとは不安に思っていたのですが、あまり考えたくなかったのでやり過ごしてきてしまいました。でも、さすがに両親や上司からたびたび心配されるようになり、遅まきながら婚活することにしたんです。でも、結果は散々でした……」

有名大学出身、公務員で高年収と、「スペック」は決して悪くないHさん。趣味も映画、歌舞伎、落語、ミュージカル鑑賞まで幅広いので話題に困らなそうですが、Hさんが言うには、女性との交際経験がほとんどなく、そのうえ、金銭感覚が乏しいことが結婚観の不一致の主要因となり、女性のハートをつかめないとのことでした。

とはいえ、交際するところまでこぎつけた女性もいたそうですが、Hさんのお金の使い方を見て、ドン引き……。Hさんは、女性にまったくモテナイ現実を目の当たりにし、そろそろ自分の散財についても向き合わなくてはと思ったそうです。

キャッシュフロー可視化で解決!まずは趣味費を半分に

私は、こういった浪費癖のある相談者には、支出の確認とともに、中長期的なキャッシュフロー(つまりお金の出入り)を確認してもらっています。とくに高学歴男性には数字で可視化することは有効なようです。

Hさんの場合、年収が高いので、趣味にかける金額を削減すれば大幅に改善できるわけですが、ダイエットと同じで無理に削減しすぎると、必ずリバウンドしてしまいます。

ですから、ひとまず、趣味にかける費用を現在の半分の金額としました。Hさんの今の貯蓄は300万円程度ということで、ゼロよりはましですが、本人の年収や独身で結婚を考え出したということを考えれば、多いとはとても言えません。

散財をしないようにするには、毎月使えるお金を減らし、貯蓄を堅実に行う「強制的な仕組み」が必要です。そこでHさんは、毎月10万円は強制的に貯蓄できるようにと、給料から天引きされる財形貯蓄に8万8000円、残りの1万2000円でiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めることにしました。

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