三菱地所社長が語る「丸の内の大家」が向かう先 「観光立国日本」の魅力を世界へ発信する
――最近驚いたのが、ソフトバンクと一緒にやっている掃除ロボットとか警備ロボットなんですが、今、モニターに映っていますが、スター・ウォーズのR2-D2に似ていますよね。
R2-D2も警備など色々なことを十分にやってくれるので、将来的には人の気持ちの分かるR2-D2のようなロボットが出てくるとうれしいなと思います。
――でもこれは今までの三菱地所のイメージからすると、こんなものもつくっているんだと少し驚きました。
そうですね。ただこれはオフィスとか商業施設の人手不足を解消するという目的にもつながりますし、あるいは、人がなかなか勤務することが難しい夜間などでも活躍をしてくれます。
これはもう本当に日本中どこでも、建物という建物、あるいは空間、公園みたいなところでも将来的に活用していけるのではないかと期待しています。
大手地所がトマトを育てる理由
――もうひとつ驚いたのが、農業にも参入されました。
農業といっても、現在、まだミニトマトの栽培で、これは特許を取得している土壌技術を持ったところと連携しています。非常に糖度の高いトマトですので、あるスーパーを経由して販売もしております。
年間で今のところ、80トン生産販売ということで、これも丸の内のオフィスや商業施設やレストランなどでも活用してもらって、既存事業との関連性という意味でも、これからどんどん我々としても伸ばしていきたい領域です。
これを積極的にやることによって地方の活性化というか、色々なところとの連携や日本全体を盛り上げることに将来的につながってくると思っています。
――正直、これだけバラエティに富んだアイデアが色々と出てくるなと思います。
色んな外部の人たちと連携をするという取り組みをやっていまして、我々とコラボレーションして新しいアイデアを募集をしたりしています。2017年には150件、2018年が200件の応募があるぐらいですので、色々なアイデアを取り入れて頑張っていきたいと思っています。
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