NYでドル安円高進み、1ドル109円56銭で終了

2018年のドルの年間上昇率は3年ぶりの高さ

 12月31日、今年最後の取引となったニューヨーク外為市場で、ドルが薄商いの中、対円やユーロで下落。写真は8月撮影(2018年 ロイター/Marcos Brindicci)

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 今年最後の取引となった31日のニューヨーク外為市場で、ドルが薄商いの中、対円やユーロで下落。米中貿易摩擦解消に向け楽観的な見方が広がる中、ドルへの投資妙味が薄まった。ただ年間の上昇率としては、ドルは3年ぶりの高さを記録する見通し。

トランプ米大統領は週末、中国の習近平国家主席と電話で協議したことを明らかにし、貿易問題を巡る米中の取引が順調に進みつつあるとの見方を示した。

スコシアバンクの首席為替ストラテジスト、スーザン・オズボーン氏は「米中通商問題を巡るトランプ大統領の発言を追い風に、株価が世界的に上昇する中、ドルは今年最後の取引で幾分ディフェンシブな動きとなった」と指摘した。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.22%安。年間では4.4%上昇と、2015年以来の好成績となる見通し。今年は米中貿易摩擦が安全資産としてのドルの需要への追い風となり、ドル押し上げに寄与した。

米中通商問題を巡る懸念がなおくすぶっていることを背景に、ドル/円<JPY=>は半年ぶりの安値に沈んだ。

EBSによると、ユーロ/ドル<EUR=>は0.08%高。ただ、欧州の経済成長やインフレが依然として欧州中央銀行(ECB)の予想を下回る中、年間では約5%の下げとなる見通し。

ポンド/ドル<GBP=>は0.31%上昇し、3週間ぶり高値を記録。今年は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る懸念を背景に約6%下落した。

ドル/円 NY終値 109.56/109.59

始値109.94

高値110.05

安値109.57

ユーロ/ドル NY終値 1.1469/1.1472

始値1.1450

高値1.1469

安値1.1426

*表を更新しました

 

(表はリフィニティブデータに基づいています)

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