――買収時に民事再生中だった婦人靴メーカーもありました。足元でも赤字だと推測されます。世界に販売する以前に、事業を再生させることはできるのでしょうか。
婦人靴事業は、今年度大きく採算が改善している。ただ、これは3社それぞれにかかっていた在庫管理や部材調達のコストを、1社に統合したことで圧縮したというだけの理由。事業のモデルはまだ古いままだ。これを、今後最新のものに刷新していく。婦人靴の国内市場規模は3000億円以上。きちんとやれば、十分可能性はある。
靴メーカーの不振の原因は明確だ。元凶は、半年に1回しか新作を出さないため、ファッションの流行を反映しにくく、不良在庫を抱えやすかった点だ。定価で売れるのはたったの5割で、残った在庫は夏や冬のセールで処分するしかない。このビジネスモデルを、抜本的に変える必要がある。
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