プログラミング玩具にサンタが群がる事情 子どもが喜ぶクリスマスプレゼント最新動向

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玩具業界はこうした最新技術とは切っても切れない関係にある。これまでも技術的なトレンドを取り込んできた。それでは、一般的な家庭では、いくらぐらいのクリスマスプレゼントを購入しているのだろうか。

バンダイが毎年行っている「こどもアンケート」の「今年のクリスマスに関する意識調査」によると、親が子どもに買うクリスマスプレゼントの平均額は7624円(2018年11月調査)で、中には2万円をこえるプレゼントを購入する家庭も増えている。

今回紹介したプログラミングやSTEMをテーマとした玩具は、プレゼント予算額の7000円半ばより高価な商品が多い。しかし、たんなる玩具としてだけでなく、勉強ができたり、今後必修化になるプログラミングまで学べたりするとあれば、多少高価であっても、親の財布の紐がゆるみやすくなる。

玩具はデジタルとアナログの二極化へ

今回はデジタルを活用した玩具を中心に紹介してきたが、決してアナログのおもちゃが衰退したわけではない。「人生ゲーム」や「野球盤3Dエース」などのテーブルゲーム、自分の手を使って作品を作り上げていく「メイキング」系玩具など、アナログゲームも依然として根強い人気を持つ。これは、紙の本と電子書籍の共存にも似た関係で、今後は二極化の傾向も強まっていきそうだ。

子どもや孫へのクリスマスプレゼント選びに困っている方は、「クリスマスおもちゃ見本市2018」で発表された、今年のクリスマス向けの玩具を選ぶ人気投票「おもちゃ屋が選んだクリスマスおもちゃ2018」を参照にしてほしい。

 

 
相川 いずみ ライター

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あいかわ いずみ / Izumi Aikawa

東京都出身。出版社勤務を経て、出産を機にフリーランスに転職。 現在は教育ライター・編集者として、プログラミング教育から幼児教育、中学受験までをテーマに、教育雑誌などで執筆を手掛け、学校や塾、アフタースクールなどの教育現場の取材も多数行う。 2018年には『プログラミング教育が変える子どもの未来 AIの時代を生きるために親が知っておきたい4つのこと』(翔泳社刊)の編集を担当。プライベートでは小学生の母として、デジタルを活用した育児を実践。PTAとして小学校でプログラミング体験教室の開催なども行っている。

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