ダウ602ドル安、アップルやゴールドマン急落

 11月12日、米国株式市場は大幅続落し、ダウとナスダックは2%超、S&P500も2%近く下げて取引を終えた。(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場は大幅続落し、ダウとナスダックは2%超、S&P500も2%近く下げて取引を終えた。アップル<AAPL.O>やゴールドマン・サックス<GS.N>が売り込まれ、ハイテク株や金融株を中心に下落した。

この日の下落を受け、3指数はいずれも前週6日の米中間選挙後の上昇分を失った。

アップルは5.0%安。アイフォーンの最新モデル向けの部品を製造するレーザーセンサーメーカーのルメンタム・ホールディングス<LITE.O>など複数のサプライヤーが業績見通しを下方修正したことを嫌気した。

ルメンタムは33.0%急落。このほかシーラス・ロジック<CRUS.O>やコルボ<QRVO.O>、スカイワークス・ソリューションズ<SWKS.O>などアップルに部品を供給する半導体メーカーも売られ、フィラデルフィア半導体指数<.SOX>は4.4%下落した。

エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ケイト・ワォーン氏は「市場の懸念材料はとにかく世界経済の成長だ。特にアップルなどの企業の商品に対する需要に懸念が生じている」と指摘し、「急速に成長する企業がペースを維持できるか投資家は懸念を強めている」と話した。

ゴールドマンは7.5%安。ブルームバーグによると、マレーシア政府は政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金調達に絡んで同行に支払われた手数料の全額返還を求める方針。

S&P500の主要11セクターのうち情報技術指数<.SPLRCT>と金融指数<.SPSY>が最大の重しとなり、それぞれ3.5%安と2.0%安となった。

原油価格の下落を受けてエネルギー指数<.SPNY>も引けにかけて下げ幅を拡大した。

ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は6.9%安。カルプ新最高経営責任者(CEO)が同社の債務水準は高過ぎると述べ、債務圧縮に向けて資産売却を急ぐ考えを示した。

この日はベテランズデーの振り替えで米債券市場が休場だったことから、商いは低調だった。米取引所の合算出来高は73億株。直近20営業日の平均は84億1000万株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.80対1の比率で上回った。ナスダックでも3.64対1で値下がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種25387.18 -602.12 -2.32 25959.33 25966.71 25340.51 <.DJI>

前営業日終値 25989.30

ナスダック総合 7200.87 -206.03 -2.78 7364.05 7371.09 7193.77 <.IXIC>

前営業日終値 7406.90

S&P総合500種2726.22 -54.79 -1.97 2773.93 2775.99 2722.00 <.SPX>

前営業日終値 2781.01

ダウ輸送株20種10366.51 -150.70 -1.43 <.DJT>

ダウ公共株15種 733.04 -5.19 -0.70 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1174.49 -54.56 -4.44 <.SOX>

VIX指数 20.38 +3.02 +17.40 <.VIX>

NYSE出来高 8.90億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 21800 - 450 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 21775 - 475 大阪比 <0#NIY:>

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