なぜ平壌で買える?「ポッカ」の不都合な真実

海外子会社が販売ルートを開拓していた

とはいえ、国連の制裁をかいくぐり、本来なら禁止されているシンガポール製品を北朝鮮に流すようなUAEのディストリビューターと取引をし、さらには北朝鮮との違法ビジネスを開拓しようとする社員を抱えていたポッカのシンガポール子会社の実態は看過できるものではないだろう。

ポッカサッポロフード&ビバレッジの親会社は、東証一部上場のサッポロホールディングスである。新たな事実が次々と出てくるなか、東証一部上場企業のガバナンス再構築が求められているのではないだろうか。

ほかにも多くの日本ブランドが売られている

なお、言うまでもないことだが、これはサッポロホールディングスだけの問題ではない。平壌市内ではほかにも多くの日本ブランド商品が売られている。各社とも今一度、輸出ルートの点検をする必要があるだろう。

9月18日に平壌で撮影。サッポロやアサヒのビールが売られている(写真:北朝鮮ニュース)
平壌市内で売られているパナソニック製の洗濯機(写真:北朝鮮ニュース)
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 買わない生活
  • グローバルアイ
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激動相場に勝つ!<br>株の道場

6月18日発売の『会社四季報』夏号が予想する今期業績は増収増益。利益回復に支えられる株価が上値を追う展開になるか注目です。本特集で株価が動くポイントを『会社四季報』の元編集長が解説。銘柄選びの方法を示します。

東洋経済education×ICT