なぜ平壌で買える?「ポッカ」の不都合な真実 海外子会社が販売ルートを開拓していた
とはいえ、国連の制裁をかいくぐり、本来なら禁止されているシンガポール製品を北朝鮮に流すようなUAEのディストリビューターと取引をし、さらには北朝鮮との違法ビジネスを開拓しようとする社員を抱えていたポッカのシンガポール子会社の実態は看過できるものではないだろう。
ポッカサッポロフード&ビバレッジの親会社は、東証一部上場のサッポロホールディングスである。新たな事実が次々と出てくるなか、東証一部上場企業のガバナンス再構築が求められているのではないだろうか。
ほかにも多くの日本ブランドが売られている
なお、言うまでもないことだが、これはサッポロホールディングスだけの問題ではない。平壌市内ではほかにも多くの日本ブランド商品が売られている。各社とも今一度、輸出ルートの点検をする必要があるだろう。
サッポロホールディングスの株価・業績 は「四季報オンライン」で
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら