サウジの記者死亡確認、各国から批判相次ぐ

トランプ大統領も同調

 10月20日、サウジアラビア人の反政府記者ジャマル・カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館(写真)訪問後に行方不明になっていた問題で、サウジ当局が同記者の死亡を確認したことを受け、欧州をはじめ各国から詳しい調査を求める批判の声が相次いでいる。21につぁつ栄(2018年 ロイター/Osman Orsal)

[エルコ(米ネバダ州)/イスタンブール 20日 ロイター] - サウジアラビア人の反政府記者ジャマル・カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館訪問後に行方不明になっていた問題で、サウジ当局が同記者の死亡を確認したことを受け、欧州をはじめ各国から詳しい調査を求める批判の声が相次いでいる。

トランプ米大統領も各国に同調し、サウジにさらなる説明を求める意向を示した。

「答えを見つけるまで満足しない」

ドイツは説明が「不十分」だとし、各国からのサウジへの武器販売に疑問を呈した。またフランスと欧州連合(EU)は、総領事館訪問後にカショギ氏に何が起きたか解明するため徹底調査を求めた。

トランプ氏はネバダ州訪問の際に、カショギ氏死亡を巡りサウジの高官が解任されたことについて満足しているかとの質問に「答えを見つけるまで満足しない」と語った。サウジの発表を「重要な一歩」と評価した上で、真相を解明したい意向を示した。

また、米紙ワシントン・ポストのインタビューで「これまでに明らかにごまかしやうそがある」と指摘した。

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