ファストリ、2019年8月期は14%営業増益へ 海外ユニクロ事業が牽引、過去最高更新狙う

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 10月11日、ファーストリテイリングは、2019年8月期の営業利益について前年比14.3%増の2700億円を見込んでいると発表した。海外ユニクロ事業が業績をけん引、過去最高を更新する見通し。写真はパリで2016年10月撮影(2018年 ロイター/Charles Platiau)

[東京 11日 ロイター] - ファーストリテイリング<9983.T>は11日、2019年8月期の営業利益について前年比14.3%増の2700億円を見込んでいると発表した。海外ユニクロ事業が業績をけん引、過去最高を更新する見通し。

会社計画は、アナリスト17人の予測平均値2632億円を上回っている。

海外ユニクロ事業の営業利益は国内ユニクロ事業を大幅に上回る見通し。米国は営業黒字化を計画。香港、台湾を含めた「グレーターチャイナ」は年間約100店の出店を継続する。海外ユニクロ事業の新規出店は181店、純増は171店を計画している。

一方、国内ユニクロ事業の既存店売上高は前年比は約2%増を計画。このうちEコマースは約30%増を見込んでいる。

売上高にあたる全体の売上収益は前年比8.0%増の2兆3000億円と、利益ともに過去最高を予想している。

2018年8月期は売上収益は前年比14.4%増の2兆1300億円、営業利益は同33.9%増の2362億円だった。

*内容を追加しました。

 

(志田義寧)

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