安川電機が下方修正、11日の相場はどうなる?

「半導体減速」と「中国弱含み」をどう読むか

 10月10日、安川電機は、2019年2月期の業績予想を下方修正した。半導体需要の減速と中国市場の弱含みを反映、売上高を前年比7.2%増の4980億円(前回予想5100億円)に、営業利益を同3.3%増の590億円(同655億円)に、最終利益を同12.6%増の470億円(同500億円)に、それぞれ引き下げた。写真は山東省の港で2015年9月撮影(2018年 ロイター/Stringer)

[東京 10日 ロイター] - 安川電機<6506.T>は10日、2019年2月期の業績予想を下方修正した。半導体投資の減速と中国市場の弱含みを反映、売上高を前年比7.2%増の4980億円(前回予想5100億円)に、営業利益を同3.3%増の590億円(同655億円)に、最終利益を同12.6%増の470億円(同500億円)に、それぞれ引き下げた。

ただ会見した村上周二専務は「自動車関連の投資は引き続き堅調で、ロボット事業のけん引により過去最高の業績計画は維持できる」と強調した。

事業別では、中国のスマートフォン関連需要の一服や半導体関連の設備投資が弱含んでいることを受け、モーションコントロールを下方修正。売上高を前年比1.3%増の2180億円(前回予想2295億円)に、営業利益を同2.9%減の410億円(同452億円)に、それぞれ引き下げた。モーションコントロールは増益予想が一転、減益予想となった。

村上専務は中国の状況について「米中貿易摩擦の影響で自動化投資が控えられている」との認識を示したが、「方向性が決まれば、投資は動き出す」と先行きに楽観的な見方を示した。

半導体も投資案件が出てきているとして「調整は一時的で、足もとは若干戻ってきている」と説明した。

想定為替レートはドルを1ドル105円から110円に修正。ユーロは1ユーロ130円で据え置いた。

受注動向は「8─9月がボトムで、10─12月は徐々に回復する計画になっている」という。

2018年3─8月期は売上高が前年比8.3%増の2482億円、営業利益は同9.7%増の305億円、最終利益は同23.6%増の261億円と、いずれも過去最高だった。

 

(志田義寧)

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