最難関大学への合格者数が多い高校トップ30

1位開成、2位灘に続くのは、あの人の母校

東大合格者ランキングでは、例年トップ10のうち9校は首都圏の学校が占めてしまう。東京にある東大の合格者数で、首都圏の学校が有利になるのは自明である。残りの1校は兵庫県の私立・灘。

しかし、東大・京大・国公立大医学部のランキングとなると、トップ10に占める首都圏の学校はたったの3校となる。

林修の母校・東海は医学部進学者数が多い

全体3位の東海は、医学部進学者が多いことで有名だ。国公立大医学部合格者数が突出して高いことがわかる。テレビでおなじみの東進衛星予備校講師・林修氏の母校であり、東大合格請負塾として知られる鉄緑会の会長の母校でもある。受験界のカリスマを輩出する学校なのだ。

しかし東大合格者数の順位は18位で、例年の東大合格者数ランキングではトップ10に入ることはまずない。全国的知名度では、いわば「隠れた超進学校」である。

4位の洛南は、京都ではその名を知らない者はいない超名門校。その祖を、空海弘法大師が開いた「綜藝種智院」にまでさかのぼることができる、1200年の歴史をもつ超伝統校でもある。

東大合格者数のランキングでは32位であるが、地元京大への合格者数が1位であるのに加え、国公立大医学部合格者数も3位。こちらも東大合格者数だけを見ていては気づけない超進学校だ。

5位東大寺学園、6位西大和学園はともに奈良県にある。2018年の都道府県別に高校3年生の人口に対する東大・京大合格者数の割合でランキングすると、1位は奈良県となる。人口が140万人程度しかない県に、東大へも京大へもバランスよく合格者を出すこれらの超進学校があり、近隣県からも多数の生徒が通っているからである。

7位の甲陽は、兵庫において灘と双璧をなす進学校。東大にも京大にも医学部にもバランスよく合格者を出しており、このようなランキングを作ってみないと、その実力にはなかなか気づけない。

8位のラ・サールは、2000年くらいまでは東大トップ10常連校だったが、近年はトップ10を外れることが多い。そのため「凋落」などと報道されたこともあったが、それはまさしく東大合格者数しか見ていないがゆえの錯覚だ。国公立大医学部ランキングでは東海に次ぐ2位。優秀な生徒が医学部に流れていたのである。

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