図解!意外と知らないあの会社の「利益構造」

SHOWROOMなど話題の仕組みを解剖

④ CASH
写真を撮るだけで、持ち物をすぐ「現金化」できる 
出所)『ビジネスモデル2.0図鑑』より

「先にお金が手に入り、商品を後から送る」という逆説

お金が今すぐ必要だけど、持ち物を売ってお金に換える時間さえない。そんな状況でも、すぐに現金が手に入る仕組みを実現したのが、持ち物をすぐに現金化できるアプリ「CASH(キャッシュ)」だ。

アイテムの写真を撮るだけで、すぐに現金化できるのは、アイテムのブランドやメーカー、カテゴリーで査定する仕組みだから。基本の仕組みは今まであった中古品買い取りサービスだが、「先にお金が手に入り、商品を後から送る」という逆説が効いている。

仮にこの仕組みを思いついたとしても、リスクが大きくて実現するのは難しい。なぜなら、企業にとってお金を先に顧客に渡してしまうことは、その分現金が入ってくる期間が長くなるということと同義であり、キャッシュフロー上とても不利になるからだ。

「人を信じ、従来の仕組みを変える」という企業としての強い想いがあったからこそ、サービス開始からわずか16時間で3億円以上が現金化され、2017年11月に合同会社DMM.comに70億円で買収されるほどのインパクトが生まれたのだろう。

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