図解!意外と知らないあの会社の「利益構造」 SHOWROOMなど話題の仕組みを解剖

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① タイムバンク
「時は金なり」を実現。時間を売買できるマーケットプレイス 
出所)『ビジネスモデル2.0図鑑』より

「タイムバンク(Timebank)」は、個人の時間を売買できるプラットフォームサービス。オンライン決済やデータソリューション事業を手がける株式会社メタップスが運営している。

「時は金なり」の常識を覆してしまったサービス

このサービスのすごさは「個人の時間を売買するシステム」をつくってしまったことにある。しかも、時間の値決めをするのは当人ではなく、第三者だ。第三者が売買できる商品にしたことで、需要と供給の関係で時間の値段が自然に決まる、という仕組みにしている。そうすることで、まるで株式のように、その個人の時間の価値を明らかにすることができる。

これまでたとえばスポットでコンサルティングや家事代行をして、自分の時間をお金に変えるサービスはたくさんあるが、それらはあくまでもお金を払うこととサービスを受けることがリンクしている。タイムバンクの場合は、時間を買ってもサービスを受ける必要がない。他にその時間をほしい人がいれば売買して差益を稼ぐことも可能だ。

昔から「時は金なり」「時間はお金で買えない」といわれてきたが、同社はこの常識を覆した。

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