一流で活躍し続けるための「二つの武器」 現役29年間、工藤公康の“結果を残し続ける力"

第一回目 「なぜ工藤公康は224勝を挙げられたのか」はこちら
1シーズンなら誰でも活躍できる
長く結果を出し続ける人がいます。プロ野球の世界にも、山本昌選手(中日)や谷繁元信選手(中日)、今年、引退を発表した宮本慎也選手(ヤクルト)や山崎武司選手(中日)など、40歳を過ぎても1軍で活躍する選手がいます。平均在籍期間が10年弱の世界で、トッププレーヤーとして活躍を続ける彼らは、極めて異例の存在だと言えます。
40歳まで現役生活を続けられる人は、どこが違うのでしょうか――。
実は、プロ野球で1~2年の短期間、結果を出すことは、それほど難しいことではありません。プロのスカウトから、素質を認められて入団してくる選手たちですから、ケガや故障などのアクシデントがなければ可能でしょう。
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