これで幕引き?楽天日本一セール問題

"超高値"のiPhone、シュークリームはお咎めなし

11日、20時過ぎから都内で会見を開いた楽天。高橋理人常務執行役員(写真左)の回答もフォローし、ほとんどの質問に三木谷浩史社長が答えた。

異常に高い“通常価格”がネット上で騒がれた「楽天市場」での東北楽天ゴールデンイーグルス日本一セール。11月7日の決算説明会でもこの問題に質問が集中したが、週明けの11日夜に楽天は緊急会見を開いた。

三木谷浩史社長は会見の冒頭、「消費者の方々や優良な(楽天市場の)店舗にご迷惑をかけたことをお詫びする」と頭を下げ、調査結果と改善策を説明した。

審査を受けないセール品は1000を超した

11月3~7日に行われた日本一セールで、楽天のシステムによる出品審査を受けずに”通常価格”をつり上げていた店舗は17店舗、1045商品あったことが調査で判明した。この17店舗(名前は非公表)のサイトは、1カ月のサービス停止とした。中小業者にとっては資金繰りに影響するため、かなり重い処分だという。

これらの店舗から通常価格が不当に引き上げられた商品を購入した顧客は118人、購入金額合計は46万9967円だった。購入者全員には11日に通知を行い、商品の返品を前提に、商品の購入金額の全額相当を現金または楽天スーパーポイントで補償する。

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